自己紹介代わりの本5選(日本文学編)

本紹介

前回は初めての更新ということで「自己紹介代わりの本5選(海外文学編)」という記事を公開しました。

これです↓

まずは「このブログをやっている人はどんな本が好きなんだろう???」という疑問に答える意味でも、完全に趣味で10冊の本を紹介します!

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海外文学編に続き今回は日本文学から5冊好きな本を紹介します!

自己紹介代わりの本10選その2

国境の南、太陽の西

僕が日本人で一番好きな小説家は村上春樹です。

村上春樹の小説にはいいものがたくさんあって、『ノルウェイの森』とか『ダンス・ダンス・ダンス』とかも好きなんですけど、一番好きなのはこの『国境の南、太陽の西』です。

仕事も家庭も充実した主人公の元へ、幼いころに仲が良かった女の子が訪ねてきて、意気投合。久しぶりの再会から交流が始まるんですが、そのせいか奥さんとはなんかギクシャクしてしまうという…

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評論家や研究者にはあまり評価の高くない小説ですが、「これが一番好き!」という人も多いです。僕も一番好きです

ぼくの大好きな青髭

その村上春樹とよく比較されていたのは庄司薫です。

芥川賞を受賞した『赤頭巾ちゃん気をつけて』が当時大ベストセラーになりました。最近だと又吉直樹の『火花』とか綿矢りさの『蹴りたい背中』みたいな感じかもしれません。

『ぼくの大好きな青髭』はその『赤頭巾ちゃん気をつけて』から始まったシリーズ完結編。主人公の薫くんは自殺を図った友人の記事を書こうとしている記者に会うため、新宿へ向かい冒険が始まります。

新宿の街で出会うのは一癖も二癖もある若者ばかり。サリンジャーの『ライ麦畑』を思い出させる冒険を終えてみるとなんだか薫くんはずっと大人になったような気がします。

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40年以上前の小説ですが、若者の息苦しさみたいなものは現代に通じるところがありますね…

残念なのは、最近復刊した新潮文庫もすぐに絶版になってしまったこと。でもKindle版が発売されたので、そちらで読むことができます。

アヒルと鴨のコインロッカー

前回から記事を読んで下さった方の中には、「昔の小説ばっかり…」と思われた方もいるかもしれませんが、最近の小説も読んでいます。

好きなのは伊坂幸太郎ですね。センスのいい会話、どんでん返しのストーリー、読みやすい文章と三拍子そろってます。

イチオシは『アヒルと鴨のコインロッカー』。大学生の主人公が同じアパートの住人から、「一緒に本屋を襲わないか」と誘われるところからストーリーが始まります。しかも標的はたった1冊の広辞苑!?

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息つく暇もないストーリー!どんでん返しのトリック!伊坂幸太郎の良さを存分に楽しめる小説です。

かなり映画化しにくい作品なのですが、映画化されました。主演の瑛太さんと、濱田岳さんのバックにボブ・ディランの『風に吹かれて』が流れるシーンの雰囲気が最高です!

こちらもおすすめ。

叫び声

その伊坂幸太郎がインタビューで褒めていたから読んでみたのが、大江健三郎の『叫び声』です。

若者3人が船を造り、アフリカへ出航する計画をたてる。そのために共同生活を通じてお金を貯めようとする…という話です。

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「自分には、やりたいこと、行くべき場所があるはずだ…」と信じている人向けかも

若い人には「自分もなにかをしたい!」「でも具体的になにをしたらいいのかはわからない」という人も多いと思うんです。この小説に登場する3人の主人公の人生は、そういうことを考えている人にとってとっても興味深いはずです。

伊坂幸太郎はこの小説がきっかけで大江作品を読み漁ったみたいですが(『夜の国のクーパー』にも出てきますね)、僕も大江作品をたくさん読むことになりました。

吉本隆明初期詩集

最後は小説じゃなくて詩です。

僕は詩を読んでもあんまり「良い!」とか「すごい!」とか思えない人なのですが、これにはガツンとやられてしまいました。

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めちゃくちゃすごい!

とくに「転位のための十篇」の「火の秋の物語」「廃人の歌」が大好きすぎて何回も読んでいます!

「詩はちょっとなぁ…」と思うことなくぜひ手を出してみてほしいです!

おわり

以上5作品です。

とにかく好きなものを並べてみました。どの本もおすすめなのでぜひ読んでみて下さい!

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次は「漫画編」も書くかもしれません

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