・形式
小説、短篇
・あらすじ
・初出
新潮、2007年9月号
・刊行情報
銃(河出文庫)
2012年7月20日
・読了日
2017年5月31日
・読了媒体
銃(河出文庫)
12刷
・感想メモ
女性の語りのみで書かれた実験的な小説であり、ト書きが存在しない。語りのみでということはそれだけで世界観、舞台、人物、状況等を説明しなければならないし難しいこともあるが、現実社会にト書きは存在せず、とりわけ会話をしている場面では会話しかない。深刻な語りをしている作中の状況では、語りだけで緊張感を出してみたいという意欲的な作品か。(2017.08.26)
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