孤独のグルメ(扶桑社文庫) /谷口ジロー

・形式

漫画、連作短編、グルメ、一話完結型、食

 

・あらすじ

主人公・井之頭五郎は、食べる。それも、よくある街角の定食屋やラーメン屋で、ひたすら食べる。時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、彼はつかの間自分勝手になり、「自由」になる。孤独のグルメ―。それは、誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為だ。そして、この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の「癒し」といえるのである。

 

・収録話数

第1話 東京都台東区山谷のぶた肉いためライス

第2話 東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司

第3話 東京都台東区浅草の豆かん

第4話 東京都北区赤羽の鰻丼

第5話 群馬県高崎市の焼きまんじゅう

第6話 東京発新幹線ひかり55号のシュウマイ

第7話 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き

第8話 京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼肉

第9話 神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼

第10話 東京都杉並区西荻窪のおまかせ定食

第11話 東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん

第12話 東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ

第13話 東京都渋谷区神宮球場のウィンナー・カレー

第14話 東京都中央区銀座のハヤシライス(の消滅)とビーフステーキ

第15話 東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ

第16話 東京都豊島区池袋のデパート屋上のさぬきうどん

第17話 東京都千代田区秋葉原のカツサンド

第18話 東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそばと餃子

釜石の石割り桜 あとがきにかえて 久住昌之

 

・初出

月刊PANJA、1994年8月号~1996年4月号

 

 

・刊行情報

 

・原作者

久住昌之

 

 

・刊行情報

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

2000年2月29日

 

・読了日

2017年9月6日

 

・読了媒体

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

 

・感想メモ

僕が読み始めたのはドラマ版がきっかけで、別に谷口ジロ―の名前は知ってはいてもファンというわけではなかった。だから原作のファンが本作のドラマ化の一報を聞き不安視していたというのもあまりピンと来てはいなかった。

 

 

でも読んでみてそれは良く分かった。これはグルメ、料理漫画であるものの同時に井之頭五郎を描く漫画でもあったからだ。ドラマ版ではその辺りもしっかりと理解して、お店に入るまでの時間を使って、様々なエピソードを展開できていたと思う。

 

 

実際のお店を使って撮影したドラマ版とは違って、原作ではダメなお店、ハズレのお店も出てくるし、井之頭五郎が料理を残してしまう場面も出てくる。そういうとき井之頭五郎がどういう行動をするのか。ドラマ版ではそういうエピソードを排除するためか俳優に合わせたのか、五郎の年齢設定を上にしてより落ち着いた雰囲気を出している。(2017.09.06)

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