・形式
漫画、長編、歴史、江戸、囲碁、暦、数学
・あらすじ
異才・冲方丁、初の時代小説にして数々の賞を受賞したベストセラーを漫画化!--関孝和(せき・たかかず)との真剣勝負を熱望する渋川春海(しぶかわ・はるみ)は、老中・酒井(さかい)に全国各地の北極星を観測する「北極出地」を命じられる。出立まで二カ月もない中、なんとか関への設問を完成させた春海は礒村(いそむら)塾にそれを貼り出すが、意外な結末が待っていた……!春海の人生が大きく動き出す!!
・収録話数
第五幕~第九幕
あとがき
おまけのあとがき
「天地明察」人物初期設定公開
原作者直筆4コマ漫画春海くん
・初出
アフタヌーン、2011年11月号~2012年3月号
・刊行情報
天地明察 2(アフタヌーンKC)
2012年3月23日
・原作者
冲方丁
・読了日
2013年9月15日
・読了媒体
天地明察 2 (アフタヌーンKC)
・感想メモ
碁を打つシーンが出てくるたびにこの人がどのような思考で初手天元を打つに至ったかということが気になってワクワクしながら読んだ。初手天元は今でも珍しい手だ。しかも初手星もなかなかなかった江戸時代なら今にもまして意表をついた一手に違いない。
後半の「無」の一文字の存在感の大きさ!主人公渋川春海の描写とも相まってそのときの心情がよく伝わってくる。(2017.09.01)
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