『時をかける少女』筒井康隆の感想

小説

『時をかける少女』 筒井康隆著/角川文庫

【内容】

君たちのお父さんやお母さんも胸をキュンとさせたあの永遠の名作がアニメ化
君たちと同じ年頃、お父さんは理科室で出会った少女にドキドキし、お母さんも謎めいた同級生の男の子に胸ときめかせたんだ。そして、ラベンダーという言葉が忘れられないものになった。すべてはこの物語が原因でね。

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている―そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。

【著者紹介】

筒井康隆

日本を代表するSF作家の一人で、小松左京、星新一と並んで「SF御三家」とも称される。パロディやスラップスティックな笑いを得意とし、初期にはナンセンスなSF作品を多数発表。1970年代よりメタフィクションの手法を用いた前衛的な作品が増え、エンターテインメントや純文学といった境界を越える実験作を多数発表している。

【感想】

とても、上手いと思いました。設定だけなら、著者の言うとおり少し無理があると思われますが、言いたいことは良く分かります。収録されている他の2作の短編についても同様です。わかりやすい言葉で、難しいことをよく表現しています。

・形式

小説、長篇

・あらすじ

君たちのお父さんやお母さんも胸をキュンとさせたあの永遠の名作がアニメ化
君たちと同じ年頃、お父さんは理科室で出会った少女にドキドキし、お母さんも謎めいた同級生の男の子に胸ときめかせたんだ。そして、ラベンダーという言葉が忘れられないものになった。すべてはこの物語が原因でね。

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている―そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。

・収録話数

・初出

中学三年コース、1965年11月号~高一コース、1966年5月号(全7回)

・刊行情報

時をかける少女(ジュニアSFシリーズ、鶴書房盛光社)

1967年3月

時をかける少女(SFベストセラーズ、鶴書房)

1972年

時をかける少女(角川文庫)

1976年

時をかける少女(ハルキ文庫)

1997年

時をかける少女 〈新装版〉(角川文庫)

2006年5月25日

時をかける少女(角川つばさ文庫)

2009年

・読了日

2008年6月12日

・読了媒体

時をかける少女(角川文庫)

タイトルとURLをコピーしました