『ずっと、ずっと、あなたのそばに』若月かおりの感想

小説

『ずっと、ずっと、あなたのそばに』 若月かおり著/小学館文庫

・内容

二十一歳のわたしは八年後の世界にタイムスリップした。いつも隣にいた大好きなあの人と結婚し、ふたりの間には佑司という男の子が生まれた。わたしは幸せだった・・。 ようやく運命の人にめぐり逢えた澪が、やがて知ってしまう哀しい運命。死ぬとわかっていても、澪はためらわず愛する人のものと走ってゆく。『いま、会いにゆきます』のサイドストーリーとして生まれた、もうひとつの感泣ストーリー。 文庫書きおろし

最初は夢だと思った。いつも隣りにいた大好きなあなたと結婚し、ふたりの間には佑司というかわいい男の子が生まれた。二十九歳のわたしは、あなたと佑司とともに幸せな時を過ごしていた。穏やかで優しい日々を送っていた澪が、やがて知ってしまう哀しい運命―。それでも、絶対に変わらない思いがあり、絶対に失いたくない人がいる。ずっと一緒にいられないと分かっていても、澪はためらわず愛する人のもとへ走っていった。市川拓司のベストセラー『いま、会いにゆきます』の映画化脚本をもとに、みずみずしい感性で新人が書き下ろした、もう一つの愛の物語。

・感想

八年後に自分が死んでしまう、そんな残酷な覆せない運命が自分の前に立ちふさがったらいったいどうするだろうか、そう思ってもどうしようもなく、自暴自棄になり日々を過ごすだけだろう。しかし、その苦悩が本作の世界においてはいかにも幸せで綺麗過ぎではないか。言動に表れない苦悩で読者を悲しませるというのは不可能なのである。

本作だけを読むというのはおすすめできない。ぜひ、『いま、会いにゆきます』の読後に読むべきである。

・形式

小説、長篇

・あらすじ

二十一歳のわたしは八年後の世界にタイムスリップした。いつも隣にいた大好きなあの人と結婚し、ふたりの間には佑司という男の子が生まれた。わたしは幸せだった——。 ようやく運命の人にめぐり逢えた澪が、やがて知ってしまう哀しい運命。死ぬとわかっていても、澪はためらわず愛する人のものと走ってゆく。『いま、会いにゆきます』のサイドストーリーとして生まれた、もうひとつの感泣ストーリー。

最初は夢だと思った。いつも隣りにいた大好きなあなたと結婚し、ふたりの間には佑司というかわいい男の子が生まれた。二十九歳のわたしは、あなたと佑司とともに幸せな時を過ごしていた。穏やかで優しい日々を送っていた澪が、やがて知ってしまう哀しい運命―。それでも、絶対に変わらない思いがあり、絶対に失いたくない人がいる。ずっと一緒にいられないと分かっていても、澪はためらわず愛する人のもとへ走っていった。市川拓司のベストセラー『いま、会いにゆきます』の映画化脚本をもとに、みずみずしい感性で新人が書き下ろした、もう一つの愛の物語。

・収録話数

・初出

書き下ろし

・刊行情報

ずっと、ずっと、あなたのそばに―映画「いま、会いにゆきます」 澪の物語(小学館文庫)

2004年10月1日

・読了日

2008年6月2日

・読了媒体

ずっと、ずっと、あなたのそばに―映画「いま、会いにゆきます」 澪の物語(小学館文庫)