『ガール』奥田英朗の感想

小説

『ガール』 奥田英朗著/講談社

【内容】

30代。OL。文句ある?
さ、いっちょ真面目に働きますか。
キュートで強い、肚(はら)の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。
<こんなお心あたりのある方に、よく効きます。>
・職場でナメられてる、と感じた
・親に結婚を急かされた
・若い後輩の肌つやに見とれた
・仕事で思わずたんかをきった
・ひとめぼれをした
・子どもの寝顔を見て、頑張ろうと思った
きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。

さ、いっちょ真面目に働きますか。キュートで強い、肚の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。爽快オフィス小説。
表題作を含む、5作の短編集。

【著者紹介】

奥田英朗

1959(昭和34)年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、作家に。2002年に『邪魔』で第4回大藪春彦賞、04年に『空中ブランコ』で第131回直木賞、07年に『家日和』で第20回柴田錬三郎賞受賞。

【感想】

本作の主人公たちは、30代の会社員です。しだいに若さを失いつつあることを自覚し、男尊女卑がはこびる会社(最近はそんなに酷くはないとおもいますが)の中で暮らしています。いずれの女性も、若さと、中年の合間で苦悩しています。

日々を少しでも楽しく過ごそうとしている彼女たちに好感がもてるものの、男性であり、年が離れている僕では、作品のすべてを楽しめたとは思えません。主人公たちと同年代の方ならば、男女を問わず楽しめると思います。

出てくる男性が、会社主義とでもいうか、嫌な人間ばかりであり、とても嫌でした。女性からの視線が厳しいというのも、あまり快いものではないです。

・形式

小説、短篇集

・あらすじ

すべての女性に「これって、私のこと!」と言わしめた爽快ベストセラー
生涯一ガール。結婚しても、仕事してても。

わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。

30代。OL。文句ある?
さ、いっちょ真面目に働きますか。
キュートで強い、肚(はら)の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。
<こんなお心あたりのある方に、よく効きます。>
●職場でナメられてる、と感じた
●親に結婚を急かされた
●若い後輩の肌つやに見とれた
●仕事で思わずたんかをきった
●ひとめぼれをした
●子どもの寝顔を見て、頑張ろうと思った
きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。

さ、いっちょ真面目に働きますか。キュートで強い、肚の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。爽快オフィス小説。
表題作を含む、5作の短編集。

・収録話数

「ヒロくん」

「マンション」

「ガール」

「ワーキング・マザー」

「ひと回り」

・初出

「ヒロくん」       小説現代、2003年8月号

「マンション」      小説現代、2003年11月号

「ガール」        小説現代、2004年3月号

「ワーキング・マザー」  小説現代、2005年6月号

「ひと回り」       小説現代、2005年8月号

・読了日

2008年2月17日

・読了媒体

ガール(講談社)