中学生の読書感想文におすすめの本10選+α!小説中心に選びました

本紹介

夏休みの宿題として定番なのが読書感想文です。

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でもけっこう大変ですよね。1冊読んで、感想をまとめて、それを原稿用紙何枚かにして書くって苦手でした…

夏休みの宿題の中でも大変な読書感想文を少しでもスムーズになるように本を紹介したいと思います。

前回は小学1年生から6年生まで学年別に紹介しましたが、今回は中学生編です。

読書の得意不得意もあると思いますから、できれば書店や図書館に足を運んで本文を少し読んでみるといいと思います。Kindleでも試し読みは出来ますけど、他にどんな本があるかは確認しにくいですからね。

アンネ・フランク「アンネの日記」

1926年、ドイツで裕福なドイツ系ユダヤ人家庭の二女として生まれたアンネはナチスの迫害を逃れ、一家でオランダのアムステルダムに移住。1944年、姉マルゴーの召喚を機に一家で隠れ家生活に入る。ついに1944年、ナチにより連行され、最後はベルゲン=ベルゼン強制収容所でチフスのため15歳で亡くなった。ナチスに捕らわれる前まで書き続けていた日記には、自分用に書いた日記と、公表を期して清書した日記の2種類がある。本書はその二つを編集した「完全版」に、さらに新たに発見された日記を加えた「増補新訂版」。ナチ占領下の異常な環境の中で、13歳から15歳という多感な思春期を過ごした少女の夢と悩みが瑞々しく甦る。ユネスコ世界記憶遺産。

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ホロコーストという人類の暗い歴史と人道的な内容を扱っています。少女の目線を通して描かれているので、中学生にはリアリティを持って受け入れることができるのではないかと思います。暗いテーマですが、中学生に読んでほしいです。

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歴史的に有名なホロコーストということもあり、情報量が多く感想文を書きやすいとも思います。

梨木香歩「西の魔女が死んだ」

二度と再び、まいの世界が元に戻ることはなかった。

学校に足が向かなくなった少女が、大好きな祖母から受けた魔女の手ほどき。何事も自分で決めるのが、魔女修行の肝心かなめで……。

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

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読書感想文に使いやすいです。 自身の考えを述べられるところがたくさんあり、その名の通り感想文にしやすい。短いですしね。

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不登校になりつつある女の子と、そのおばあちゃんとの話です。主人公が思春期の女の子ということで感情移入しやすいですし、読み進めて行くとどんどん物語の中に吸い込まれます。

森 絵都「カラフル」

「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」 生前の罪により輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、 再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、 自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。 学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。 絵を描くのが好きだった真は美術室に通いつめていた。 ぼくが真として過ごすうちに、しだいに家族やクラスメイトとの距離が変っていく。 モノクロームだった周囲のイメージが、様々な色で満ちてくるーー。 高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1。累計100万部突破の大人も泣ける不朽の名作青春小説。

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何かの事情で亡くなってしまった主人公が、生まれ変わりを賭けて乗り移った少年の体で奮闘し、人間関係や課題を解決していくというストーリーです。

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テーマが生きるということを描いているため、読書感想文として書きやすいと思います。非日常的な設定ですが、日常だと錯覚するほど構成がしっかりしていて物語に没頭できます。

サン・テグジュペリ「星の王子さま」

いちばんたいせつなことは、目に見えない

世界中の言葉に訳され、70年以上にわたって読みつがれてきた宝石のような物語。今までで最も愛らしい王子さまを甦らせたと評された新訳。

これまでで最も愛らしく、毅然とした王子さまが、優しい日本語でよみがえります。世界中の子供が、そして大人が読んできた。世紀を越えるベストセラー。
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった。
一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

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現代を生きている中で忘れてしまいそうな感情や疑問を問われているようなところが多々あり、考えながら読むことができるため文章を書きやすいと思います。

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この本は子供の頃の独創性や、小さな事を楽しむ気持ち、周りの環境を変えるために自ら動くことの大切さを教えてくれると思います。

夏目漱石「坊っちゃん」

松山中学在任当時の体験を背景とした初期の代表作。物理学校を卒業後ただちに四国の中学に数学教師として赴任した直情径行の青年“坊っちゃん”が、周囲の愚劣、無気力などに反撥し、職をなげうって東京に帰る。主人公の反俗精神に貫かれた奔放な行動は、滑稽と人情の巧みな交錯となって、漱石の作品中最も広く愛読されている。近代小説に勧善懲悪の主題を復活させた快作である。

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古い小説ですが、ストーリーが簡潔かつ、文章がユーモアに溢れているので読んていて楽しめます。

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カラッと明るい主人公の成長物語風なので、内容も楽しめますし、とても健全なので、中学生も安心して読めます。

夏目漱石の作品の中では、比較的短い小説の上、内容も難しくないので、読みきれると思います。漱石でも『虞美人草』や初期の短編とかは難しいので、避けた方がいいと思います。

重松清「きみの友だち」

わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる――。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない……。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。

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学校での友だちとの関わり方は、思春期の中学生にとっては大きな悩みになるはずです。 自分の周りにもこんな人がいたなあと感じたり、こんな人間関係嫌だなと思いながらも読みきってしまう一冊です。

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友達を題材とした短編集なので、すべて読まなくても中の作品から1つ選んでそれだけを読めばいいので自分の書きやすい作品を選びやすいですね。

夏目漱石「こころ」

あなたはそのたった一人になれますか。

親友を裏切って恋人を得た。しかし、親友は自殺した。増殖する罪悪感、そして焦燥……。知識人の孤独な内面を抉る近代文学を代表する名作。

鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生”と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世の人ではなかった。遺された手紙から明らかになる先生の人生の悲劇――それは親友とともに一人の女性に恋をしたときから始まったのだった。

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この話自体は男女の三角関係でわかりやすい人間の葛藤やエゴが描かれているので、感想を書くなら自分をどれかの登場人物に重ねて考えやすいのではないかと思います。

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高校の教科書の定番作品なので中学生には少し難しいかもしれません。でも文章自体は読みやすいので、読書が好きな子におすすめです。

あさのあつこ「バッテリー」

そうだ、本気になれよ。関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ。

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。

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中学時代の友人との友情や葛藤を感じることができる本。主人公と同世代のため、自分に置き換えながら感情移入もしやすいと思います。

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全体的に会話が多いため国語が苦手でも読みやすいのがポイントですね。

ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」

バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。

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映画「ネバーエンディングストーリー」の原作です。

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やさしくてわかりやすい文体なのに とても緻密で、 本を読む人と物語世界の登場人物、消えては現れる森、虚無など、不思議な設定や仕掛けに満ちています。

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ページ数があって、小学生が読破するには難易度が高い本になっているので、中学生になった頃に読むのがおすすめです。

竹山道雄「ビルマの竪琴」

ビルマの戦線で英軍の捕虜になった日本軍の兵隊たちにもやがて帰る日がきた。が、ただひとり帰らぬ兵士があった。なぜか彼は、ただ無言のうちに思い出の竪琴をとりあげ、戦友たちがが合唱している“はにゅうの宿”の伴奏をはげしくかき鳴らすのであった。戦場を流れる兵隊たちの歌声に、国境を越えた人類愛への願いを込めた本書は、戦後の荒廃した人々の心の糧となった。

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太平洋戦争中のビルマで、日本人兵士が演奏する竪琴の音色が隊員たちの慰めになっていたというあらすじですが、とても読みやすくて中学生くらいの感想文にはおすすめです。

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戦争から帰ってこれず、ビルマのジャングルで帰らぬ人となった大勢の人を弔うために、僧侶になって残った1人の男性が主人公です。

石田衣良「4TEEN」

ぼくが怖いのは、変わることだ。

東京湾に浮かぶ月島。僕らは今日も自転車で、風よりも速くこの街を駆け抜ける――。14歳の永遠、その一瞬を切り取った青春小説。直木賞受賞作。

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない――。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

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自分が中学生のころのことを考えると、自転車旅行、女性器に対する興味とか、世代や住むところが違っても、考えることはまったく同じだなと感じます。

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僕もこの本を中学生の時に読みましたが、読みやすい文章に感情移入して読めるのではないかと思います。

太宰治「走れメロス」

命を賭けた友情をきりりと描いた永遠の名編「走れメロス」。

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ストーリーが分かりやすく、場面の随所に自分の感想を挿入しやすい作品になっています。

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不朽の名作であり、最初に触れる太宰作品としてはベストだと思うためです。友情のすばらしさ、努力が報われるすばらしさ、太宰のポジティブさをかんじることができる珍しい作品であるということもおすすめの理由です。

村上龍「13歳のハローワーク」

「いい学校を出て、いい会社に入れば安心」という時代は終わりました。好きで好きでしょうがないことを職業として考えてみませんか?花、動物、スポーツ、工作、テレビ、映画、音楽、おしゃれ、料理…いろいろな「好き」を入り口に514種の職業を紹介。派遣、起業、資格など、雇用の現状をすべて網羅した仕事の百科全書。

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中学生となると、徐々に将来のことを考え始める時期。そんなときに世の中にどんな職業があり、どんな風にしたらなることができるのかを一冊で知ることができるこの本はおすすめです。

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職業自体を知らなければなることは出来ないので、広い視野をもっておくという意味でもおすすめの本です。でも読書感想文となると少し書きにくいかもしれないですね。

おわり

今回は中学生向けに読書感想文のおすすめ本を紹介しました。

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読書が好きな方は、何冊か読んでみて心に残ったものから読書感想文を書いてみる…なんてのもいいかもしれませんね。

今後も随時おすすめの作品を追加していきたいと思います!

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