2008-09

小説

『蝶々の纏足』山田詠美の感想

蝶々の纏足』 山田詠美著/新潮文庫 感想 十六にして、私、人生を知り尽くした。そんな筈、ないけど、とにかくそう思いこんだ。 この小説、そんな文で始まります。 主人公の瞳美(私)は、五歳のときに引っ越します。そこで、...
小説

『博士の愛した数式』小川洋子の感想

『博士の愛した数式』 小川洋子著/新潮文庫 【内容】 1990年の芥川賞受賞以来、1作ごとに確実に、その独自の世界観を築き上げてきた小川洋子。事故で記憶力を失った老数学者と、彼の世話をすることとなった母子とのふれあいを描いた本...
小説

『流れ星が消えないうちに』橋本紡の感想

『流れ星が消えないうちに』 橋本紡著/新潮社 ・内容 高校時代から付き合っていた恋人・加地君が自分の知らない女の子と旅先の事故で死んでから、1年半。奈緒子は、加地の親友だった巧と新しい恋をし、ようやく「日常」を取り戻しつつあっ...