本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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響~小説家になる方法~ 1 /柳本光晴

・形式

漫画、長編、小説家、高校生、天才、文芸

 

 

・あらすじ

とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。
編集部員の花井は、応募条件を満たさず、
ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。
封を開けると、これまで出会ったことのない
革新的な内容の小説であった。
作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・

 

 

・収録話数

第1話 登校の日

第2話 右と左

第3話 意思

第4話 屋上

第5話 通話

第6話 役割

第7話 発想の源

 

 

・初出

ビッグコミックスペリオール、2014年第18号~第20号、第22号~第24号、2015年第2号

 

 

・刊行情報

響~小説家になる方法~ 1(ビッグコミックス)

2015年3月4日

 

 

・読了日

2016年12月22日

2018年3月5日

2018年9月13日

 

 

・読了媒体

響~小説家になる方法~ 1(ビッグコミックス)

Kindle

初版第8刷

 

 

・感想メモ

第1話で響が歩きながら読んでいる本が、講談社文庫旧版『風の歌を聴け』に見えるが気になる。祖父江秋人は村上春樹をモデルにしたようにも感じるが、作中では別の扱いだ。響は新刊を待ち切れず、増刷された30年前のデビュー作(=『風の歌を聴け』)を読んでいるのだろうか。第1話に村上春樹のデビュー作を出す仕掛けは好き。凛夏はギャルっぽく見えて「古潮」(明らかに新潮)なんて文芸誌を読んでいるところがギャップ。リョサの『若い小説家に宛てた手紙』を読んで感銘を受けた僕からすると10代での天才小説家に懐疑的だが、芥川賞ならあるいはあるかもしれない。(2018.09.17)