本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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夕空のクライフイズム 1 /手原和憲

・形式

漫画、長編、高校、サッカー、部活、クライフ、ウイング

 


・あらすじ

中2病監督が挑む痛快・高校サッカー物語!

毎年、いいところまで行くのに「あと一歩」が続く
微妙な私立高校・木登学園(きとがくえん)のサッカー部。
2年生の主人公・今中(いまなか)は
ドリブルが武器のフォワードだ。

だが彼は、監督が日々繰り返す
「勝つ為に無難なプレーに徹しろ!」という方針に
正直、なじめない毎日を過ごしている。
チームメイト達も、程度の差はあっても
疑問や不満が膨らんでいる。
そんな危うい状態だ。

ところがある日、事件が起きる!

3年生が引退し、新チームが動き始めるタイミングで
監督が他校の引き抜きに応じてしまったため、
体制がガラッと変わったのだ。

そして、大昔の名選手・クライフに心酔する
新監督の口から発せられた言葉に
部員達は息を呑む…

「勝つことにこだわっても、どうせどこかで負けます。
だったら美しいサッカーにこだわりましょうよ。
最高の負け試合をして、絶頂の中で美しく散りましょう!!」

おいおい…いいのかそれで!!?
俺達の最終学年、この中2病みたいな監督に任せちゃって
本当にいいのか!!?


大学生と化けネコとの温かい同棲物語『ミル』(全6巻)でデビュー後、
「部活動」をテーマにした鮮烈な高校サッカー短編集『68m』が
サッカーファンの心をつかみ、注目を集める若手作家・手原和憲。

彼が初めての週刊連載のテーマとして選んだ舞台は
やっぱり高校のサッカー部でした。

現在においても議論が渦巻くヨハン・クライフの標榜したサッカー、
それが「醜く勝つより美しく散れ」でした。
そんな彼の考え方を基点に、「ワクワクするサッカー」に
徹底的にこだわって生み出された世界観は
とにかく痛快!

勝利とは真逆の方針は、どう考えても
「部活」とは相容れない気がしますが…
新監督の真意はどこにある!?

また、著者が得意とする「青春」の描き方は
これまで以上にグッとくるシーンが多く、磨きがかかっています。

「高校サッカー」「部活」にこだわってきた作者が放つ超意欲作です!

 

 

・収録話数

第1話 葉隠

第2話 3-4-3の美学

第3話 四天王の昼食

第4話 偽物の翼

第5話 こけしの壁

第6話 ふたりの落ちこぼれ

第7話 待ってる

第8話 レギュラーへの道

第9話 与えられた一年

 

 

・初出

週刊ビッグコミックスピリッツ、2014年第2・3合併号~第12号

 


・刊行情報

夕空のクライフイズム 1(ビッグコミックス)

2014年5月5日

 

 

・読了日

2018年7月8日

 


・読了媒体

夕空のクライフイズム 1(ビッグコミックス)

初版第1刷

 


・感想メモ

このご時世にクライフとは…(2018.07.08)