本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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アネモネ駅 /近藤ようこ

・形式

漫画、短編集、家族、夫婦

 


・あらすじ

雑誌「通販生活」に連載された短編を収録。普通の生活、何気ない日常の中に潜む、繊細な孤独のドラマを丁寧に描いた傑作短編集。解説/群ようこ

 


・収録話数

似蛾蜂

プール

褪紅

思い出

同窓会

おふくろの味

鬼市

アネモネ駅

解説 群ようこ

 

 

・初出

似蛾蜂    通販生活特大号、1996年夏の特大号

プール    通販生活特大号、1996年秋の特大号 

褪紅     通販生活特大号、1996年冬の特大号

思い出    通販生活特大号、1997年春の特大号

同窓会    通販生活特大号、1997年夏の特大号

おふくろの味 通販生活特大号、1997年秋の特大号

鬼市     通販生活特大号、1997年冬の特大号

アネモネ駅  通販生活特大号、1998年春の特大号

 

 

・刊行情報

アネモネ駅(青林工藝舎)

1998年7月10日

 

 

・読了日

2018年7月2日

 


・読了媒体

アネモネ駅(青林工藝舎)

初版第三刷

 


・感想メモ

家族や夫婦をテーマとした近藤ようこらしい短編集だった。登場人物たちはいずれもどこか上手くいかないやりきれなさのようなものを抱えながら生活している。コミュニケーションをとりにくそうな母娘、同じく夫を失った姑と嫁、男ばかり三人家族に嫁いだ女…

 

 

そんな彼らの姿はリアルで、どこにでも、僕らの周りにもいそうな人たちばかりだ。彼らはなかなかままならない自分の人生を一生懸命に生きている。寂しさや虚しさを抱えているが、それでもなんとか前向きに進もうとするひたむきな姿が心に残る。期待感を持って終わる話よりも、納得できない気持ちを押し隠したまま生活していく人の話が印象に残った。

 

 

全然そんな話じゃないのになんでこんなにセクシーな表紙なんだろう。(2018.07.02)