・形式


小説、長篇


 



・あらすじ


センセイ。わたしは呼びかけた。少し離れたところから、静かに呼びかけた。
ツキコさん。センセイは答えた。わたしの名前だけを、ただ口にした。
駅前の居酒屋で高校の恩師・松本春綱先生と、十数年ぶりに再会したツキコさん。以来、憎まれ口をたたき合いながらセンセイと肴をつつき、酒をたしなみ、キノコ狩や花見、あるいは列車と船を乗り継ぎ、島へと出かけた。その島でセンセイに案内されたのは、小さな墓地だった――。
40歳目前の女性と、30と少し年の離れたセンセイ。せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆく、センセイと私の、ゆったりとした日々。切なく、悲しく、あたたかい恋模様を描き、谷崎潤一郎賞を受賞した名作。


 


 


・収録話数


 



・初出


太陽、1999年7月号~2000年12月号


 



・刊行情報


センセイの鞄(平凡社)


2001年6月


 


センセイの鞄(文春文庫)


2004年


 


センセイの鞄(新潮文庫)


2007年


 


 


・受賞歴、ランキング


第37回谷崎潤一郎賞(中央公論、2001年11月号)


池澤夏樹


井上ひさし


河野多恵子


筒井康隆


日野啓三


丸谷才一


 


 


・読了日


2008年9月4日


 



・読了媒体


センセイの鞄(文春文庫)


 



・感想メモ


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