本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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沙流羅 2 /ながやす巧

 

・形式

漫画、長編、SF

 


・あらすじ

還って来た地球で生き別れになってしまった3人の子供たちを探す母親・サーラ。密売人のツェツェと共にやって来たのは極寒の街。北半球を冷却・極地化すべく使用した超兵器は、南半球にも多大な被害をもたらしてしまった。若者たちが支配する極寒の地で、ツェツェと一緒に監禁されたサーラは、地下で肉体労働を強いられる。

 

 

・収録話数

PART2 子供の街

 


・初出

ヤングマガジン、1991年第9号~第15号

 


・刊行情報

沙流羅 2(KCデラックス)

1991年7月17日

 


・原作者

大友克洋

 

 

・読了日

2018年6月8日

 


・読了媒体

沙流羅 2(KCデラックス)

第1刷

 


・感想メモ

主人公サーラが地球に降り立った直後の出来事を振り返りつつ、次の街へ。軍服を着た子どもたちに支配された街だった。

 

 

ナチスをモデルにしたであろう旗のもとで演説を行う子どもたち、とくに人の意識にも影響を与えることのできる登場人物の姿は、AKIRAの「ナンバーズ」を想起させる。そんな彼らが放射線廃棄物の上に寝そべり「パーティー」を眺めるのはなんというブラックすぎるユーモア。1巻に比べてサーラのつらい人生が描かれた一方で大友色が強まったなと思わされもした。(2018.06.08)