本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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AKIRA 4 /大友克洋

・形式

漫画、長編、SF

 


・あらすじ

廃墟となったネオ東京は政府や軍によるコントロールが失われ、完全な無政府状態と化していた。ワシントンからの工作員が日本へ上陸する中、鉄雄はアキラを「大覚」に祭り上げて被災者を集め、「大東京帝国」という一大勢力を築き上げる。外部からの接触を拒み、孤立した集団の支配者となった鉄雄は、被災者への食料に薬物を混ぜ、帝国の構成員にも薬物を投与して能力者を育てようとしていた。一方でミヤコの教団は被災者に食糧や超能力による治癒を与えてもう一つの勢力を築いており、ケイらゲリラの生き残りも、薬物欠乏に苦しむナンバーズらとともに教団へと身を寄せた。鉄雄はやがて、薬物でも自らの力を抑えられないようになっていく。

ネオ東京の廃墟では、切り札であるSOLの発射ボタンを持ってアキラと鉄雄を自らの手で抹殺しようとする大佐、アキラを抹殺するため特殊部隊を率いて上陸したジョージ山田率いるアメリカ海兵隊、ゲリラの生き残りである竜のグループ、鉄雄に遺恨を持つ元クラウンのリーダー・ジョーカーと金田や鉄雄らの仲間であった甲斐らが結成したグループらが、それぞれ大東京帝国へと迫る。

鉄雄は「隊長」が集めてきた少女たちに致死量の薬物を与えて興奮させ、破滅的なセックスに耽溺する。一人の少女が薬物を家族に持ち帰るために飲まなかったため生き残り、鉄雄はその少女・カオリを侍女とし、次第に彼女に依存していく。鉄雄は、がれきを二重らせんの形に浮上させて遊ぶだけで一言も発しないアキラをいぶかしむが、アキラの心の中を覗いてしまい激しいショックを受ける。アキラの中に見てしまったものは何なのか、超能力は何のためにあるのかを問うため、ある晩鉄雄はミヤコの元をひそかに訪れ、ミヤコから宇宙には大きなエネルギーの流れがあり、超能力はその流れを一瞬せき止めて開放したものであること、人間が超能力を持つ意義とアキラがそれに果たす役割の解明ができるのは鉄雄しかいないことを説かれる。

その頃、大東京帝国は隊長の独断によりミヤコの教団を襲い、激しい戦闘となる。その最中、鉄雄は大佐の放ったSOLのレーザーにトラウマを刺激され、能力の爆発的覚醒を起こして空中へと飛翔する。鉄雄が自らの誕生から未来までの断片などの神秘的なビジョンを次々に経験していたころ、ネオ東京上空では鉄雄の覚醒により光が輝き、その中からネオ東京崩壊時の残骸が出現して地上へ落下し、金田も残骸と共に地上へと帰還する。

 

 

・収録話数

AKIRA PART4 ケイ

 

 

・初出

週刊ヤングマガジン、1985年5号~1986年8号

 

 

・刊行情報

AKIRA 4(KCデラックス)

1987年7月10日

 

 

・読了日

2012年5月19日

 


・読了媒体

AKIRA 4(KCデラックス)

第1刷

 


・感想メモ

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