・形式


小説、短篇集


 



・あらすじ


両手両足を失い、話すことも聞くこともできない帰還軍人の夫。時子は一見献身的に支えながら、実は無力な生き物扱いをし楽しんでいた、ある日時子の感情が爆発し……。表題作をはじめ9本収録。



時子の夫は、奇跡的に命が助かった元軍人。両手両足を失い、聞くことも話すこともできず、風呂敷包みから傷痕だらけの顔だけ出したようないでたちだ。外では献身的な妻を演じながら、時子は夫を“無力な生きもの”として扱い、弄んでいた。ある夜、夫を見ているうちに、時子は秘めた暗い感情を爆発させ…。表題作「芋虫」ほか、怪奇趣味と芸術性を極限まで追求したベストセレクション第2弾。


 



・収録話数


芋虫



火星の運河


白昼夢


踊る一寸法師


夢遊病者の死


双生児 ―ある死刑囚が教誨師にうちあけた話―


赤い部屋


人でなしの恋


 解説 理知的志向と怪奇的嗜好 三津田信三


 



・初出


芋虫     新青年、1929年1月


指      ヒッチコック・マガジン、1960年1月


火星の運河  新青年、1926年4月


白昼夢    新青年、1925年7月


踊る一寸法師 新青年、1926年1月


夢遊病者の死 苦楽、1925年7月


双生児    新青年、1924年10月


赤い部屋   新青年、1925年4月


人でなしの恋 サンデー毎日、1926年10月


 



・刊行情報


芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション2(角川ホラー文庫)


2008年7月25日


 


 


・読了日


 



・読了媒体


芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション2(角川ホラー文庫)


7版


 



・感想メモ


()