本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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脱走兵のいる家(朝日ソノラマ) /伊藤潤二

・形式

漫画、短編集、ホラー、恐怖、幽霊

 


・あらすじ

「いじめっ娘」

裕太郎と遊びたい栗子は、自分になついていた直哉が次第にうとましくなり、意地悪をしはじめる。しかし泣きながらも離れようとしない直哉の様子を見ているうちに、栗子の中には邪悪な悦びが芽生えていき……。悲劇の果てに待ち受ける哀しみと狂気、それが最終ページで圧倒的な恐怖へと変化するサイコスリラーの傑作。

 

「脱走兵のいる家」

阿寺の家の土蔵には友人の古川が脱走兵として匿われていた。しかし戦争は8年も前に終わっている。実は阿寺は復讐のため、いまだ戦争が続いていることにして古川を束縛し続けていたのだ。そして花火大会の夜、空襲のふりをして古川を驚かせようとする阿寺だったが……。

 

「生霊の沼」

押切の学校の裏には女の幽霊が男を引きずり込むという噂の沼があった。ある日、学校の美化委員が集まり、沼の清掃を行うことになったところ、押切の友人でありサッカー部の人気者である小島が清掃作業中に沼に転落してしまう。捜索は夜遅くまで続けられたが小島の遺体は発見されなかった……。さらにその沼で美化委員の男子ふたりが水死体で発見されて!?

 

「赤い糸」

理想の彼女に振られた高校生・石井の体に突然異変が起こる。知らぬ間に手首に赤い糸が縫いつけられていたのだ。カッターで切ろうとしても鋼のように固く、切れない。やがて赤い糸の縫い傷は体中に広がり始める。とまどう石井。彼を奇異な目で遠巻きにながめる周囲。そしてついに糸は……!

 

「中古レコード」

タイトルも歌手の名もわからない謎のレコードから流れる歌に魅了された少女。その歌は歌詞がなく、今まで聞いたこともない曲。少女は友人からレコードを奪い、持ち主だった友人を殺害してしまう。プレーヤーを探してあちこちを訪ねるうちに少女は、レコードの存在を知る男たちにつけ狙われ……。

 

「贈る人」

町の人々に十数年間も不気味な木彫りの人形を配り続けている青年がいた。人々から拒絶されながらもそれをやめない青年を、久々にこの地を訪れた催眠術師が目撃する。彼は、かつて自分が催眠暗示をかけた息子だった。青年を監視し催眠術師が導きだした驚くべき仮説とは?

 

 

・収録話数

第1話 いじめっ娘

第2話 脱走兵のいる家

第3話 生霊の沼

第4話 赤い糸

第5話 中古レコード

第6話 贈る人

 


・初出

月刊ハロウィン、1990年8月号~1991年1月号

 


・刊行情報

JUNJIの恐怖コレクション1 脱走兵のいる家(ハロウィン少女コミック館)

1991年3月20日

 

 

・読了日

 


・読了媒体

JUNJIの恐怖コレクション1 脱走兵のいる家(ハロウィン少女コミック館)

初版

 


・感想メモ

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