・形式


小説、長篇、未完


 



・あらすじ


年上の女に誘惑されたばかりに、両親にやっかいばらいされたカール少年は故国ドイツを追われアメリカへ。ニューヨークの伯父の家からも追い出され、放浪の旅に出る。カフカ的冒険小説。(中井正文)

故国ドイツを追われたカール少年はアメリカに渡る…。現在、最も注目すべき作家カフカの1種の冒険旅行小説の形式を借りた本書は、「城」「審判」とともに孤独3部作といわれ、絶好のカフカ入門テクストである。


 



・収録話数


第一章 火夫


第二章 伯父


第三章 ニューヨーク近在の田舎屋敷


第四章 ラムシーズへの道


第五章 オクシデンタル・ホテル


第六章 ロビンソン事件


第七章 隠れ場所


第八章 オクラホマの野外劇場


 解説


 



・初出


火夫を除き生前未発表


1912年9月~1914年頃執筆


 



・刊行情報


アメリカ(角川文庫)


1972年1月30日


 


 


・翻訳者


中井正文


 


 


・読了日


2015年11月23日


 



・読了媒体


アメリカ(角川文庫)


十三版


 



・感想メモ


慣れない土地に放り出され、彷徨う少年の孤独感。カフカの小説の中で一番好きな一作。(2018.04.27)