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扉は閉ざされたまま /石持浅海

・形式

小説、長篇、推理、ミステリー、倒叙ミステリ

 


・あらすじ

密室殺人、完了
完璧に騙せたはずだった
ただひとりの女性をのぞいては——
緊迫した攻防をシャープに描く
“同窓会”ミステリー
照明は、点けたままでいいのだろうか?
暗くなっていく時間帯に、入浴時に部屋の照明を消すだろうか。
消さない、というのが伏見の結論だった。
照明のスイッチには手を触れずに、再びドアノブを握った。ゆっくりと引いた。
どん、と音がしてドアが閉まる。
——よし。
伏見は一人うなずいた。
久しぶりに開かれる大学の同窓会。成城(せいじょう)の高級ペンションに七人の旧友が集まった。〈あそこなら完璧な密室をつくることができる——〉当日、伏見亮輔(ふしみりょうすけ)は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。何かの事故か? 部屋の外で安否を気遣う友人たち。自殺説さえ浮上し、犯行は計画通り成功したかにみえた。しかし、参加者のひとり碓氷優佳(うすいゆか)だけは疑問を抱く。緻密な偽装工作の齟齬(そご)をひとつひとつ解いていく優佳。開かない扉を前に、ふたりの息詰まる頭脳戦が始まった……。


<著者のことば>
「鍵のかかった扉を、斧でたたき壊す」
本格ミステリの世界にはよくあるシーンです。「そうではない」話を書こうと思いました。閉ざされた扉を前にして、探偵と犯人が静かな戦いを繰り広げる。この本に書かれているのは、そんな物語です。対決の立会人はわずかに四人。あなたが、五人目です。


大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…。

 


・収録話数

序章 扉は閉ざされた

第一章 同窓会

第二章 談笑

第三章 不審

第四章 対話

終章 扉は開かれた

前夜*1

解説 光原百合*2

 


・初出

 


・刊行情報

扉は閉ざされたまま(ノン・ノベル)

2005年5月

 

扉は閉ざされたまま(祥伝社文庫)

2008年2月20日

 

 

・受賞歴、ランキング

第6回本格ミステリ大賞最終候補

 

2006年このミステリーがすごい! 第2位

 

2006年本格ミステリベスト10 第2位

 

2006年週刊文春ミステリーベスト10 第5位

 


・読了日

 


・読了媒体

扉は閉ざされたまま(祥伝社文庫)

第12刷

 


・感想メモ

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*1:文庫版のみ

*2:文庫版のみ