本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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スプーク・カントリー /ウィリアム・ギブスン

・形式

小説、長篇、サイバーパンク・コメディ

 


・あらすじ

1990年代にカルト的な人気をはくしたロック・バンド〈カーヒュー〉のヴォーカルだったホリス・ヘンリーは、バンドの解散後、フリーのジャーナリストになっていた。そんなホリスに、広告業界の大物ヒュベアトス・ビゲンドが創刊する新雑誌〈ノード〉に取材記事を書いてほしいという依頼がきた。それは、仮想現実用の特殊バイザーをつけると、現実の光景に重ねあわせるように別の光景が見られる一種の臨場感アートの取材だった。〈ヴァイパー・ルーム〉の前に倒れているリバー・フェニックス、ヘルムート・ニュートンに捧げるヴァーチャル・モニュメント……。このアートの制作に協力している天才ハッカー、ボビー・チョンボーに紹介されたときから、ホリスは謎の事件へと引きこまれていく。
ニューヨークに住む中国系キューバ移民のチトーは、かつて諜報活動にかかわっていた老人に、ワシントン広場で定期的にiPodを渡していた。やがて、チトーは老人から、思いがけない仕事を頼まれ、怪しい男たちに追いかけられるはめにおちいる。
薬物中毒のミルグリムは、政府の捜査官らしき男ブラウンに拘束され、ロシア語やヴォラピュク語の翻訳をしていた。そのブラウンは、アメリカ国内で活動中の組織犯罪集団の監視をしているというのだが……。
取材するホリス、逃走するチトー、囚われの身のミルグリム――三人それぞれが未知なる力にみちびかれ、その果てに見たものとは?

 

 

・収録話数

1 白いレゴ

2 水中の蟻たち

3 ヴォラピュク語

4 臨場感の内部へ

5 二種類の空虚

6 ライズ

7 ブエノスアイレス

8 さむけ

9 冷たい内戦

10 新デボン紀人

11 ボビーランド

12 供給源

13 箱

14 フアナ

15 闇屋

16 既知の出口

17 海賊とチーム

18 エレグアの窓

19 フィッシュ

20 念霊

21 ソフィアの塩

22 ドラムとベース

23 ふたりのムーア人

24 ケシの花

25 サンセット・パーク

26 グレーのパパイヤ

27 ヤバい国際通貨

28 ブラザーマン

29 絶縁保護

30 足跡

31 プーロ

32 <ミスター・シッピー>

33 ベッドカバー

34 スプーク・カントリー

35 ゲレロたち

36 メガネ、きんたま、財布に時計

37 フリーランナーたち

38 筒のなか

39 道具作り

40 ダンシング

41 フーディニ

42 旅立ち

43 ある臭い

44 脱出戦略

45 混載貨物

46 VIP

47 N通り

48 モントーク岬

49 ロッチ

50 ささやくギャラリー

51 セスナ

52 学校の制服

53 あいつらを喜ばせる

54 氷

55 幻の拳銃症候群

56 ヘンリーとリシャール

57 ポップコーン

58 略語問答

59 黒いゾディアック号

60 暗号化

61 ペリカン・ケース

62 兄いもうと

63 生存、回避、抵抗、脱走

64 グロック

65 イースト・ヴァン・ヘイレン

66 ピング

67 ウォードライブ

68 スナップ

69 マグネット

70 フォー

71 ハード・ツー・ビー・ワン

72 事象の地平線

73 特殊部隊

74 指示どおり

75 おい、相棒

76 ロケ撮影

77 ゆるんだロープ

78 とびきりのドラマー

79 アーティストとレパートリー

80 モンゴルの死の虫

81 万物のはざまで

82 ビーニーズ

83 ストラスコナ

84 ウォルト・ディスニーを撃った男

 訳者あとがき

 解説/巽孝之

 

 

・初出

 


・刊行情報

スプーク・カントリー(早川書房)

2008年12月25日

 

 

・翻訳者

浅倉久志

 

 

・読了日

 


・読了媒体

スプーク・カントリー(早川書房)

初版

 


・感想メモ

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