本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

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山月記 /中島敦

・形式

小説、短篇

 


・あらすじ

唐の時代、隴西の李徴は若くして科挙試験に合格する秀才であったが、非常な自信家で、一介の官吏の身分に満足できず詩人として名声を得ようとした。しかし官職を退いたために経済的に困窮して挫折する。下級官吏として屈辱的な生活を強いられたすえ、河南地方へ出張した際に発狂し、そのまま山へ消えて行方知れずとなる。

 

翌年、李徴の旧友で監察御史となっていた袁傪は、旅の途上で人食い虎に襲われかける。虎は袁傪を見ると茂みに隠れ、すすり泣く。人食い虎となった李徴は、姿を隠したまま身の上を語る。今では虎としての意識が次第に長くなっているという。李徴は袁傪に自分の詩を記録してくれるよう依頼し、袁傪は求めに応じる。自分が虎になったのは自身の自尊心と羞恥心、また怠惰のせいであると李徴は慟哭し、袁傪の一行は涙を流す。

 

夜が白み始めると、李徴は袁傪に別れを告げる。袁傪一行が離れた丘から振り返ると、草むらから一匹の虎が現れ、月に咆哮して姿を消す。

 


・収録話数

 


・初出

文學界、1942年2月

 


・刊行情報

 


・読了日

 


・読了媒体

 


・感想メモ

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