・形式


小説、童話、短篇


 



・あらすじ


小さい頃絵を描くことが好きだった主人公の「僕」は、自身の住む横浜山手の美しい海岸通りを絵に描いて表現しようとする。しかし、自身の所持している絵具では、本当の景色で見るような絵には描けない。


 


西洋人の同級生・ジムの持つ舶来の上等な絵具が羨ましくて衝動的に盗んでしまうが、すぐにそのことが露呈し、美しい憧れの先生に言いつけられてしまう。泣き続けていた僕を先生は優しく許し、一房の葡萄を渡す。一時帰宅し、翌日学校へ行くと、ジムが優しく「僕」の手を引き先生の元へと連れていってくれる。そこで2人は葡萄を分け合い無事仲直りをすることができた。


 


それから時は過ぎ、秋になると葡萄の房はいつでも美しく紫に色づいて実るが、先生の大理石のように白い手が僕の目の前に現れることはもうない。


 



・収録話数


 



・初出


 赤い鳥、1920年8月号


 



・刊行情報


  



・読了日


 



・読了媒体


 



・感想メモ


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