・形式


小説、中篇


 



・あらすじ


 「野分」は3人の作家にまつわる物語である。結核持ちである高柳とお洒落な中野は若く、学生時代からお互い近い関係で、成功を夢見て努力している大学院生である。3人のうち一番年上の道也先生は故郷で教職に就いていたが、富豪と権力者への無礼な態度が原因で、村人と生徒によってその職を追われることになった。現在は東京で編集者、及び作家としての仕事に携わり、なんとか生計を立てている。彼の妻はそのことに驚きを隠せないようである。日中は雑誌編集者で、いずれ「人格論」という真剣な作品を完成させ出版することを切望している。偶然にも、100円(当時では1ヶ月分の給料に相当)をめぐって3人は出会うことになる。


 



・収録話数


 



・初出


ホトトギス、1907年1月


 



・刊行情報


 



・読了日


2015年12月24日


 



・読了媒体


二百十日・野分 (新潮文庫)


 



・感想メモ


漱石の作品の中で「それから」に次ぐくらいに好き。(2018.02.14)