・形式


漫画、長編、恋愛、ファミレス、学生


 



・あらすじ


橘あきら。17歳。高校2年生。
感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。
その相手はバイト先のファミレス店長。


 


ちょっと寝ぐせがついてて、
たまにチャックが開いてて、
後頭部には10円ハゲのある
そんな冴えないおじさん。


 


海辺の街を舞台に
青春の交差点で立ち止まったままの彼女と
人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす
小さな恋のものがたり。


 



・収録話数


第1話~第8話


 



・初出


月刊!スピリッツ、2014年8月号~12月号


 



・刊行情報


恋は雨上がりのように 1(ビッグコミックス)


2015年1月24日


 



・読了日


2017年3月5日


2018年1月26日


 



・読了媒体


恋は雨上がりのように 1(ビッグコミックス)


 



・感想メモ


主人公である高校生の橘あきらは恋をしている。相手はバイト先の冴えない店長。子持ち、年齢差、そういうことを気にしてしまうのはやはりどうしても大人の方だ。


 


 


店長に対するあきらの想いは一途で迷いがなく気持ちがいい。最初は自分に対するあきらの気持ちを訝しんでいた店長もその気持ちが冗談でないことが分かる。


 


 


それにしても登場人物たちはみんな不器用だ。恋愛漫画の登場人物たちはみんなそうなのかもしれないけれどやっぱり不器用だ。それゆえ気持ちの通行が上手くいかなかったりもして歯がゆい。


 


 


本作のいいところは「ベストアンサー」みたいなユーモアと、一昔前の、それこそ美内すずえとか萩尾望都みたいな文学的な描写が両立していることだ。ユーモアがくどすぎたり、文学的な描写が多すぎてうざったらしくなることもない。絶妙な配分だと思う。(2018.01.27)