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時をかける少女 /筒井康隆

・形式

小説、長篇

 


・あらすじ

君たちのお父さんやお母さんも胸をキュンとさせたあの永遠の名作がアニメ化
君たちと同じ年頃、お父さんは理科室で出会った少女にドキドキし、お母さんも謎めいた同級生の男の子に胸ときめかせたんだ。そして、ラベンダーという言葉が忘れられないものになった。すべてはこの物語が原因でね。


放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている―そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。

 


・収録話数

 


・初出

中学三年コース、1965年11月号~高一コース、1966年5月号(全7回)

 


・刊行情報

時をかける少女(ジュニアSFシリーズ、鶴書房盛光社)

1967年3月

 

時をかける少女(SFベストセラーズ、鶴書房)

1972年

 

時をかける少女(角川文庫)

1976年

 

時をかける少女(ハルキ文庫)

1997年

 

時をかける少女 〈新装版〉(角川文庫)

2006年5月25日

 

時をかける少女(角川つばさ文庫)

2009年

 


・読了日

2008年6月12日

 


・読了媒体

時をかける少女(角川文庫)

 


・感想メモ

とても、上手いと思いました。設定だけなら、著者の言うとおり少し無理があると思われますが、言いたいことは良く分かります。収録されている他の2作の短編についても同様です。わかりやすい言葉で、難しいことをよく表現しています。(2008.06.11)

 

思っていたよりもずっと短い小説だった。でもこの小説の設定や、キャラクター、大まかな構造は、その後のSFの一つのテンプレートになったと言っていいくらい、今からするとありふれた印象のするものだ。

 

読み終わると、少し哀しく、少し寂しい感じがする。短い間一緒に過ごした友達と離れていくような感覚がする。(2017.11.17)