本の情報ブログ 火の秋のモノガタリ

現在試運転中です。

こっこさん /こうの史代

・形式

漫画、連作短編、日常生活、ほのぼの

 

 

・あらすじ

今年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作家・こうの史代が贈る待望の最新刊。
小学生の“やよい"が、ある日の帰り道で出会ったのはにわとりの“こっこさん"。
こっこさんとのとの毎日はとっても楽しくてとってもこわい! ?
一人と一羽のなんてことない幸せな日々を描いた今年一番のスローライフコミック! !

 


・収録話数

こっこさん

こっこ草

こっこ風

こっこ装

こっこ邸

こっこ校

こっこ宝

こっこ流

こっこ友

こっこ島

こっこ独

こっこ虫

こっこ塾

こっこ走

こっこ父

こっこ笑

こっこ時

あとがき

 


・初出

まんがタイムジャンボ

1999年6月号8月号10月号~12月号

2000年1月号~8月号、10月号~12月号

2001年1月号

 

 

・刊行情報

こっこさん(宙出版)

2005年2月17日

 

 

・読了日

2017年8月26日

 


・読了媒体

こっこさん(宙出版)

初版第二刷

 


・感想メモ

こうの史代のアチャー顔が好きなので見られて嬉しかった。

 

 

それにしてもこっこさんは懐いているのか懐いていないのかよく分からないところがあるし、やよいを守ったりもしているようなシーンもあったり、やよいについて行ったりしているシーンもあって愛着を表してはいるものの、とにかく唯我独尊というか俺様、威張り散らかしているし、それに真正面から応対していくやよいは偉いなと思うことしきり。

 

 

あとがきに「いろんな表現に挑戦できたと思います」とあるように、擬音が全面に押し出されているコマがあったり、まさに漫画的表現!走るときに蛇行した跡が描かれていたり、走るときに足が丸く描かれていたり、反対に台詞を排して、描きこみと表情だけで魅せる大ゴマがあったりと表現は様々。まるで藤子不二雄みたいに足を横一直線に開いて飛び跳ねて走っていたりとか。

 

 

この白眉なところは尊大なこっこさんを嫌いになれないしならない、というところだと思う。もちろんそれは主人公のやよいの体当たりの世話があってのことだ。(2017.08.27)